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障害者として生きる ブログトップ
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果たして障害者の未来は明るいのか!?(7)差別から排除、せん滅へ [障害者として生きる]

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ワルシャワ・ゲットー


 


差別から排除、せん滅へ


 

先日NHK BS 世界のドキュメンタリーで「アメリカン・ゲットー麻薬戦争と差別の連鎖」という番組をやっていました。ゲットーとはヨーロッパでユダヤ人が強制的に住まわされた居住地区のことを指します。


 

麻薬取締強化として、黒人などマイノリティだけを刑務所に送り込み格差を固定するアメリカの現状、さらに、今後ユダヤ人迫害の歴史に見られるような「せん滅」に向かうことを危惧する内容です。私はこれを見ていて真っ先に相模原障害者殺人事件を思い出しました。


障害者が隔離され場所で、次々殺傷されていったあの事件です。


 

ヨーロッパ・ユダヤ人絶滅」の著者ラウルヒルバーグによりますと、虐殺には次の5段階があるということです。


ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅

ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅

  • 作者: ラウル ヒルバーグ
  • 出版社/メーカー: 柏書房
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: 単行本


 

1.識別・・・市民社会の中で、何らかのフィルターををかけ、特特の人間をあぶりだす。


2.排斥・・・自分たちの生活圏から排除し、特定の地域に押し込める


3.はく奪・・持ち物や、公団住宅への入居権など権利を剥奪する


4.収容・・・刑務所など、特定の場所に収容する


5.せん滅・・ついに死によって存在を殲滅しようとする。


 

事情は違うものの、障害者が識別され収容され、せん滅された事件はまさに相模原障害者殺人事件を思わせるものです


 

勿論、そこにアメリカの格差社会における貧困層の増大という背景があります。トランプを熱狂的に支持した白人の中に、職に恵まれない貧しい人々が多くいました。


これはヨーロッパ世界の、「移民」問題とも共通します。貧しい人々が、職を奪われたとして移民を排除しようとする。


 

結局、世界中で経済的格差が広がり、どの先進国でも国民が、容易に安定した仕事につけなくなっていく中で、黒人や移民等のマイノリティーを憎み差別し、排除しようとする。





この国においても、企業のグローバル競争、派遣労働者の拡大が進み、国民の間でこれから一層経済的格差は広がってくると思います。


 

激しい職の奪い合いの中で、「生産性」などを理由に障害者がターゲットとされ、極端に偏った考えの持ち主によって排除、剥奪(障害年金の一層の厳格化等)、せん滅される。そんな危険性もあるのです。


 

つまり、貧困化が進む中、弱いものが一層排除される危険性は高いのです。お花畑の未来ではなく、この現実をまず認識しておく必要があると思います。


 


それじゃ~また





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障害者を透明人間にする人(1) [障害者として生きる]

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私は普段市の体育館の施設を利用してリハビリすることが多くあります。


 

そこでは、バスケ等中学校のクラブ活動とよく一緒になります。


中学生の生徒達は私を見かけると、「こんにちは」と結構挨拶をしてくれるのです。


 

問題は、その指導をされる先生たちです。その中に、リハビリしている私をあきらかに無視すると言うか、存在していない者として振る舞われる方がおられるのです。直ぐ側を通っても知らん顔で、足早に通り過ぎていかれる。


 

「あれ・・?何で!」どうも不思議な違和感を感じるのです。こんなこと健常者の時は感じたことありません。


 

不思議に思ってちょっと、書籍やネットで調べてみました。


そうすると街ではよくあることらしいのです。例えば典型的なのは障害者がタクシーを止めようとした時などです。乗り降りに時間がかかり面倒くさく感じるのでしょう。他にも街頭でチラシなどの手渡ししている人に、無視される話などがありました。


 

他にもニュースで目にする「いじめ」の話があります。いじめで自死した生徒がクラスにいるにもかかわらず、「気づきませんでした」「友人同士でふざけているだけだと思っていました」とか言う先生です。普段の学校生活の中で、自分のクラスで「いじめ」がなかったコトにしていたのです。そのために目をそらし続けるのです。早く時間が過ぎて担任でなくなることを願っているのでしょう。





私のケースでは、普段クラブ活動を通して、上からの目線で、厳しく生徒を叱咤激励し指導している先生。しかし障害者の取り扱い方がわからない。それで、障害者はそこにいなかったものとされるのでしょう。万一トラブって生徒の信頼を失うのが怖いのかもしれません。


 

 


それじゃ~続きはまた。

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果たして障害者の未来は明るいのか!?(6)中央省庁障害者雇用水増し [障害者として生きる]

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中央省庁が障害者雇用数を水増していた。しかも、それも42年間も続けていた。

こんな衝撃的な記事が2018年8月17日神戸新聞に記載されました。


法定雇用率というのは民間企業だけでなく国や地方公共団体にも適用されるわけです。

国等の公的機関においては、その達成率は90%以上というのが、所轄の厚生労働省示から発表されていました。


しかし実態はは中央省庁において障害者雇用数は何と半数以下であったということです。

民間企業には、達成出来ない場合、一人当たり月5万円の納付金を徴収されます。税金で運営される省庁はどの様なペナルティが課せられるのでしょうか?


障害者を雇用することは、スロープ等のハード面だけでなく、周囲で働く人間のフォロー等が当然必要になります。ある意味そんなめんどくさいことを、役人が出来るかどうかは甚だ疑問に思っていました。特に中央省庁は多忙ですし、普段は、地方自治体等に対して予算を鼻先にぶら下げて、口先で指導する立場ですから、実際にやってみることは非常に苦手だろうと思います。

 

しかし、実態がここまでひどいとは思いませんでした。私も障害者当事者ですから、本当に悲観的な気持ちになります。


障害者雇用を指導すべき中央省庁がこの体たらくですから、民間の障害者雇用率が低迷するのは当然といえば当然です。


障害者が戦うべき相手は、普段、綺麗事言っていて味方だと思っていた中央省庁という巨大権力でもあった訳です。狭い障害者の世界で個人の悪口言うしか能のない人間など、彼らからしたら赤子の手をひねるよりはるかに簡単なことです。


結局国さえ、大して当てに出来ないということなのでしょう。障害者にお花畑の未来などないのです。身体障害の程度の軽い一握りの人以外は、雇用など目の前の切実で大きな問題は、解決されないのがむしろ実相なのです。

 

企業側にもこんな対策がありました。結局、綺麗事・建前の世界で、障害者は振り回されるだけなのか(怒・怒!)

 


 

 

それじゃ~続きはまた



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果たして障害者の未来は明るいのか!?(5)これまで分まとめてみますと [障害者として生きる]

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◆◆「果たして障害者の未来は明るいのか」(5)


ここまで4回「障害者の未来は明るいのか」を検討してきましたが、大変厳しい内容となりました。それが障害者々が置かれている状況なのです。一般的な民間企業の置かれている外部環境を無視して、福祉的な視点や、先端的なごく一部の企業の事例だけで障害者雇用の問題を考えても無意味です。


この厳しさは、障害者だけではなく全ての国民が置かれている雇用の状況です。

そんな状況から障害者だけが免れることがでる。そんなはずありません。元々障害者は健常者に比べ収入が圧倒的に低いのですから、さらに厳しい状況に追い込まれると思います。下層の末端に追い込まれているのです。


障害者と健常者の収入格差の問題は、別記事で詳しく分析していますので参考にしてください。


【参考記事】

◆健常者と身体障害者の収入差はどの程度か(1)

 

健常者と身体障害者の収入差はどの程度か(2)

 

高齢者と障害者が仕事を奪い合う社会

 


さらに障害者の中にも著しい格差が生じると思います。企業に雇用される3%程度の一部の人達とその他です。


でも企業に障害者枠で雇用される人も楽ではありません。私の若い知人も大手企業の別会社に雇用されましたが、途中で休憩などを取ると「あいつは障害者枠で優遇されている」という視線を絶えず感じると言います。


これから一層進展するであろう経済的格差社会の中で、障害者がどちらに属するかといえば圧倒的に下層の方に組み込まれていくと思います。大多数の国民と同じですが、収入はさらに低いでしょう。


私はこれから国にも企業にも、障害者雇用で大きな期待はできないと思います。福祉インフラとして、ハード面の整備が進む程度であろうと思います。


障害者の個別の経済問題は、現状は個別で解決していくしかない。そんな厳しい状況だと思います。障害者一人ひとりが自分の身の丈に合った対応を考える他ありません。


私も障害年金を受給していますが、これだけでは生活はできません。若い人は、 障害年金にプラスの収入がないと家族を持つのも困難でしょう。中途障害者で、家族を扶養していた場合は、本当に追い込まれます。私も脳卒中発病当初は「死ぬしかないのか!?」とまで追いつめられました。


ですから、人との関係も別の視点も必要だろうと思っています。家族に代わる関係です。これについては、別の機会で詳しく述べたいと思います。


こんなため息しか出ないような状況下で、脳天気なお花畑のような予想など信用する気になれません。

現状は確かに厳しいですが、状況をしっかりを分析することでしか、有用な改善策など見つけられるはずもありません。私はそう思います。

 

それじゃ~また

 

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果たして障害者の未来は明るいのか!?(4)障害者を受け入れる職場の人たちや企業の本音 [障害者として生きる]

障害者を受け入れる職場の人たちや企業の本音

これは読売新聞 2018年08月15日のネット記事なのですが、すぐに150件近いコメントがつけられました。障害者を受け入れ一緒に働く人達や企業の本音がでています。整理しお伝えします。

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▼記事はこちら

障害者雇用、助成拡大へ…勤務週20時間未満も


 厚生労働省は、現在は勤務時間が週20時間以上の障害者を雇用している場合に企業に支払っている障害者雇用調整金について、週20時間未満の短時間勤務でも支払う方針を決めた。精神障害者が増える中、長時間の労働が難しい症状を抱える人たちの雇用を後押しするのが狙い。厚労省は今月下旬から専門家らの会議で具体的な助成対象の検討を始める。

 民間企業で雇用されている障害者は昨年、約49万6000人に上り、2012年からの5年間で3割増えた。現行制度では、勤務時間が週20時間以上の障害者を雇用している場合に限り、1人あたり最大月5万円余りを企業に支給している。

 一方、うつ病や統合失調症などの精神障害を抱える患者は年々増えており、11年の約57万人から、16年は84万人に増加。厚労省によると、精神障害者の中には、長時間勤務がストレスになる人も多いとされ、精神障害を抱える労働者全体のうち短時間勤務者が占める割合は、08年の0・6%から13年は4・2%へ上昇している。

 

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コメントで「共感の多い」記事を中心にまとめてみました。

 

 

▼受け入れる現場の苦労

◆精神障がい者の方と働くのは想像以上に大変です。指導するために健常者を1人側につけなくてはいけないし、彼らのペースで仕事をできるように、いろいろ気を使わないといけない。社会全体で支えるという趣旨は理解できますが、受け入れる会社の労力は行政側の想像を超えていますよ。

◆たいへんな試みです。現場の苦労が予想されます。

◆1番大変なのは、せっかく教えてもすぐ辞めてしまったり、来なくなったりする時の社員の苦労も知ってくれ

◆助成や制度を増やしても、障害者を雇うのは本当に大変。身体障害が限界だと思う。
配慮したり、設備を新たに作ったり、精神・知的障害者と一緒に仕事をするって想像以上に大変。


▼受け入れる企業側の事情

◆雇用しないと月5万取られるし、雇用して支給される月2万7千円程度ではとてもじゃないが設備投資が足らない時もあるし…事業主って大変。

◆正直な話、民間は疲弊しすぎて障害者に気を配る余裕はない。

◆企業は下肢障害や内臓障害など、一般人と変わらない勤務ができる人を求めるが、そんな人は引く手数多。

◆企業から見たら精神よりも見た目もわかり、扱いやすい身体を採用したいのは明白で、精神は門前払いなところは未だに沢山あります。

◆以前私が働いていた会社は障害者を雇うと労災のリスクが高くなから雇わないで税金を払った方がいいと言って、障害者である私は辞表を出させられた。
地元の労基署に相談したら訴訟起こしら、次の就職に影響が出ると言われた。



▼AIロボット時代がくれば
◆身も蓋もない言い方になりますが、あと50年もしないうちに人間を雇うよりもAI搭載のロボットに働かせたほうが生産効率は上昇する時代がやってきます。つまり健常者の雇用も企業にとって負担となる時代が来るのです。そうなったときに健常者の雇用を守るのは今の障がい者雇用と同じシステムですよ。

◆障害者ができる仕事ってAIができるから、障害者が働く環境はより少なくなるよね。


▼その他

◆高齢者雇用も65歳打ち切りでなく、65歳以上も助成を続けてください。働きたい高齢者を支えてくださいね

◆否定的な意見の人に是非知って欲しいのですが、障がい者は社会に必ず存在します。であれば働く意欲のある障がい者に対して社会や行政が門戸を開くのは当然だと思います。
雇用する側は大変だという意見もわからなくはないですが、自分自身や愛する人が障がい者になることだってあるのです。そのときのことを考えて欲しいのです。


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いい悪いは別にして、皆さんの本音が見えます。


皆さん結構辛辣です。これでも、あまりに過激で差別的な意見は取り除いています。


結局、今の時代、同じ職場で障害者を受け入れる労働者も、企業も、高齢者もみんなそんな余裕はないのが現状なのです。

さらに、確実にやってくるAIロボット時代に、雇用の全体枠が縮んで行くのも予想されるのです。


これで障害者雇用の未来は明る兆しがあるなどと、脳天気なお花畑のようなこといえますか!?

 

それじゃ~続きはまた




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