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リハビリ入院記 ブログトップ
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痛い!死にた~い [リハビリ入院記]

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毎晩夜中にとなりのベッドから、このうめき声が聞こえてくるのです。94歳のお爺ちゃん。どうしてこんな人がリハビリする人の病室にいるのかよくわからないのです。


 

足はむくんでパンパン、食欲もなし。ベッドの横におマル。もう老衰による死が近いと誰もが感じる状態です。ですが時々リハビリ室に呼ばれたりするのです。平行棒の中時々歩くくらいでほとんど車椅子に座っている。寝たきりに近い状態に近づいている。ですので食欲などあろうはずありません。もうテレビさえ見れないのです。体のあちこちが痛いようなのでその治療だけで後は静かな最後の時を迎えさせて上げればと思うのですが。





それが毎晩「いたい!いたい!死にたい!」ではかわいそ過ぎる。同室の人みんな同じ意見です。けなげにもやはり90歳くらいの奥さんばが毎日見舞いにこられる。ところがこの奥さん耳が遠い。ご主人が必死に訴えても、一度にはわからない「何?何?」の連発の後、「もういい」となる。そのやりとりはもう大声で喧嘩しているようです。


 

それでも奥さんが帰ろうとすると「もう少しここにおれ!」と必死で訴えられ、これもかわいそうで仕方ない。わたしも90過ぎればこんな姿になるのか?!これを毎日聞かされる同室の60代の二人は、どうやったら楽に死ねるのかと物騒な相談をするのでした。


 

追伸 その後このお爺ちゃんは、溶体が更に悪くなり別室に移された後、一週間くらいで亡くなられました。なぜかこのことを聞いて私はホッとしました。


 


じいちゃん辞世の句(私が聞いた最後の言葉)看護師さんに体力つけるために食事食べてねと言われて。


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胃カメラ


 


呼(よ)ばれし


 


その後で


 


飯など


 


食えるかいな


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(合掌)


 


よばれる=検査に呼ばれる・食べる)


 


それじゃ~また


 

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困った入院患者 高校野球の監督と熱烈なサッカーファン [リハビリ入院記]

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またまた困った入院患者です。50代とおぼしき2人がセラピストの先生相手に熱弁をふるっています。ストレッチをしているとどうしても耳に入ってきます。二人共声がでかいのです。


 

高校野球の監督とおぼしき人は、高校野球の試合や魅力をを熱く語るわけではありません。


元メジャーリーガーのMは、野球部の先輩を殴って高校を中退して大リーグに行ったんや。俺の親友の大阪の高校野球監督は、交渉代理人(エージェント)団野村さんの親友で、その縁で俺が紹介したんや。大して活躍できなかったけどな、それで母親の野村サッチーが死んだ時、俺も香典をしたんや。と自分の大物ぶりをアピール。ブランドロゴが大きくプリントされたTシャツを着て自己顕示欲の塊です。


 

もう一人は強烈なサッカーファン。しかしサッカーを熱く語るのでなく、俺の親友は、長友とメル友だとかそんな選手とのつながりの話ばかり。


 

50代にもなってこんな話しかできないのか、コミュニケーションを取っているのでなく一方的にしゃべっているだけ。


自己顕示欲のむさ苦しい発散。


 


聞いている元スポーツバカの私は、本当に恥ずかしくなってくる。


 


それじゃ~また


 

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長年連れ添った夫婦の魅力 [リハビリ入院記]

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私はリハビリで度々入院するようになって、高齢の男たちの日常生活における無能さにびっくりしました。


 

入院中の日常生活の何でもかんでも看護師か、見舞いに来る女房に頼りきりになる。歯磨きは自分でしても、自分の湯呑や箸など一切洗おうとしない。同室の者に挨拶する等のコミュニケーションさえ取れない。ただ、ボーとテレビを見ているだけ。世話してくれる看護師等とも世間話もしない。


次に女房が、何時見舞いにきてくれるのか、それが何時も気にかかる。


女房が病院に来れば来たで、今度は帰るのをひどく嫌がる。





こんなつまらん男には、愛想も尽きるやろと、僭越ながら思うのですが、古女房の方は、これが甲斐甲斐しいのです。


 

九十歳のおじいちゃんを同年代のおばあちゃんが毎日見舞いに来て、甲斐甲斐しく世話をする。おばあちゃんの耳が遠く、お爺ちゃんは、すぐいらいらしてケンカしているように大声になるのですが、それでも、しばらくすると笑い合っている。


 

もう少し年齢は下がりますが、同室のもう2組は70代のご夫婦です。こちらも似たり寄ったり、入院生活で何にもしない夫と、甲斐甲斐しく世話をやく妻の組み合わせ。


 

こんな夫婦を毎日見ていると、私はだんだん感心することが多くなってきました。男は高齢になって子供のようになっているが、女性は、変わりなく母性本能を発揮する。


 

そこに長年連れ添ってきた夫婦の独特の味というか魅力が生まれている。


私も徐々に、女性の母性本能の素晴らしさを感じ、最後は、感動すら覚えるようになりました。


まともに話もできない夫に変わり、私の顔を見かけると、きちんと挨拶してくれ、世間話もするようになりましたが、夫に対する優しい気持ちが伝わってくる。


 

今の世の中、不倫不倫と花盛りで、恋愛至上主義のような感じですけど、長年連れ添ってきた夫婦の年月には何とも言えない落ち着いた味がある。人生、惚れた腫れたより大切なものがある。そんな気がしてくるのです。


 


それじゃ~また


 

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男性看護師との関係を良くするために [リハビリ入院記]


 

 

私は今回の入院で若い男性看護師との関係を良好にしたいと考えていました。私の前に入院していた同病の知人が、「病棟には若い男性看護師が何人かいるよ。結構生意気だよ」と、教えてくれていたからです。

介護施設での虐待などの記事を見ますと若い男性職員が多いように思います。私も生意気な若い男性は大嫌いです。ですから今回の入院を機会になんとかこの関係を良好に持っていくコツを掴みたいとと思っていました。


まず、この春入ったばかりの新人の若い男性看護師のB君と、入院そうそう、シャワーを毎日するかどうかで、もめました。やはり口調は生意気です。何で自分の息子達より若い男に子供みたいに言わなければならないんだ、と最初は当然カチンときます。それでどうも苦手だなあと最初のうちは感じていたのです。


ある時、同じ病棟の8年目に入る男性看護師のM君とマラソンの話になりました。この方は高校駅伝の名門校に留学していた経験を持つ元長距離ランナーで、5000 M を14分台で走る高校生としては一流ランナーでした。長年の駅伝ファンである私とえらく気が合い、よくわたしのところに来て駅伝談義していました。友人のように楽しそうに会話するM君と私を見ていたB君の態度が少しづつ変わってきました。私への子供に対するような口調が改まりました。


私の隣の同病の人も、ふだんからカチンときていたのでしょう、ある朝B君の「具合はどう?」という言葉に切れ「そんなもの、見たらわかるだろう!」とにえらい剣幕です。


次にB君が私のところに顔だしたので「隣りえらい怒っとたなあ~。見ただけじゃ判らんこともあるわなあ」と小声で多少慰めました。「そんなんです。ご機嫌が悪いようです」と困り顔です。


このような会話を通じてB君とも自然に打ち解けてきました。廊下ですれ違って「メガネさん気をつけてね」て言われても素直に「もありがとう」と答えることができるようになりました。やはり一度や二度カチンときたからといって、短絡的に 怒るべきではないのです。


他人の世話をすることを職業にする人は、多少なりと母性的な面を持っている人が多いと思います。この気持が子供に語りかけるような口調になっている面もあると思います。

 

◆教訓 腹が立ったら、その顔を自分の息子と思え

 

これ密かに心がけていました。実際自分の息子が生意気言っていると考えると怒りがスーと治まるのです。ただ、余計に腹が立つ人が、中にはあるかもしれませんが(笑)


それじゃ~また




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病室のどよーんとした空気 [リハビリ入院記]

 

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我が病室、リハビリする患者の病室なんですが、患者どうしが朝の挨拶をしないのです。私を除くと全員70代と思われるのですが、失語症のkさんは仕方ないにしても後の二人は、朝からテレビを見ているだけ。私が挨拶するとかろうじて返事する状態。一度も自分からは挨拶しない。ある日私が、あえて声掛けないでおくと、私をちらっと見てあとは知らん顔でテレビへ視線を移している。その日は病室の空気が、どよーんとよどむ感じで活気が出ない。仕方なく再度自分から挨拶をするようにしたのですが、1対3のみではやはり淋しいもんです。前回も感じましたが男性の高齢者で自分から朝の挨拶をする人は非常に少ない。逆に自分から挨拶できる人は、看護師さんなどの病院スタッフとも冗談を言い合うなど短期間で良い関係を築いているように思います。


そんな人間関係の初歩すら実行できない高齢の男性。ここは保育園か、そんなんで奥さんどうやって口説いたのか、高倉健さんのように寡黙でステキと思わせたのかなど次々毒づきたくなる私ですが、生気のない姿を見るとそれ以上声をかける気力が湧いてきません。そのうち私も、もうどうでもよくなって自分から声をかけることもなくなりました。


挨拶できなくても、せめて相手の目を見て頭ぐらいたまには下げようや。それが社会生活じゃないの。

自分以外に興味をなくしているのだろうけど、しゃべるのが奥さんだけじゃあまりにも寂しい。他の人と色々な話ができれば入院生活も多少楽しいと思うのですが。頑固なバリアを築いていても体の不自由な身、イスを誤って倒し進路を塞がれたり、人の助けが必要な時があるのです。今回も2度イスが大きな音を出して転倒して、助け起こしました。


それじゃ~また

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