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果たして障害者の未来は明るいのか!?(2)賃金格差の広がる中で、障害者雇用だけに明るい来があるのか? [障害者として生きる]

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私が脱サラし会社を作り、初めて買ったデスクトップパソコンはWindows 95で、プリンターとのセットで100万円ぐらいしたと思います。26年前のことです。NEC,EPSONといった国内メーカーの国内生産品でした。


それが今や、個人で、プリンター複合機と液晶モニター2枚合わせて10万円以内で手に入れています。メーカーはDELL、中国での生産品です。


そのぐらい価格水準が、低下してきているです。今やディスクトップ パソコンはどこの国でも誰にでも作れると言ってもいいでしょう。それだけに、企業はグローバルな低価格競争、すなわち低コスト競争の只中にあります。

 

「生産コスト削減」を至上命題とし、世界中で低賃金の国を探すグローバルな企業が、従業員全てに優しいなどとんでもない誤解です。熾烈な競争にさらされている状況で、「企業の社会的責任」に関して、大半の企業は「企業イメージ」の低下を招かないために、必要最低限は守る程度の認識だと思います。


国内に目を向けても1950年中頃から始まった高度成長期は完全に終わっており、グローバルな競争の中で、日本を代表する大企業であった大手家電メーカーの多くは凋落し続け、白物家電など今や価格だけでなく品質面でも中国製に負けるようになってきています。


このような状況下、大企業中心の経済界から要望を受け国が派遣法を作り、多くの工場労働者等を低賃金化し、なおかつ解雇しやすい状況も作り出しているのです。低賃金労働者が爆発的に増え賃金格差は確実に広がっており、一方、正社員においても過度な労働時間による過労死の問題が頻繁に発生しています。


今の時代、大企業に勤めれば生涯安泰だという日本の戦後的常識はすでに崩壊 し、また貧困層の拡大により、国家は国民の暮らしを守ることができるはずだという神話もすでに崩壊しているのです。


このような状況を無視し、2%を少し超えた程度の障害者法定雇用率だけで、障害者の雇用状況を語ることは出来るのでしょうか。また一般労働者の状況を無視し、障害者だけが優遇されるなど大局的にはありえないでしょう。



厚生労働省の調査によると、民間企業での障害者雇用の状況は、 実雇用率 1.88% 、法定雇用率達成企業割合 47.2%(平成27年6月1日)程度です。ここで言う実雇用率とは雇用労働者に占める障害者の割合です。

 

もちろん企業イメージのため障害者法定雇用率を守るということはあります。が、それでも現在、約半分の50%程度の企業においてです。障害者雇用は多少改善は見られるものの、低水準には変わりないのです。障害者を1人も雇用していない企業(障害者雇用ゼロ企業)も約3割、約2.7万社あります。

 

ここ20年、民間企業の障害者雇用が進まない状況下で、国が無理やり法定雇用率を上げて、対応をはかろうとしている。それが実態なのです。

 

要するに健常者も障害者もごく一部の人間だけが恵まれ、多くの低賃金あるいは職が得られない人々が存在し、「格差が拡大」する時代に我々は生きているのです。

 

もちろん我が国における人口減少、生産年齢人口の減少による人手不足は当然予想されます。それ故に「一億総活躍社会」や「女性が輝く社会」といった女性の社会進出を政府は政策に盛り込もうとするわけです。

 

ですから定年延長、女性が仕事しやすい環境整備はこれから進んでいくでしょう。ですが、このことが障害者雇用の増加、収入増加による格差是正に直結するのかは、甚だ疑問に思います。

 

このシリーズはある障害者の方のブログ記事に触発されて書き始めたのですが、その記事に見られるように障害者雇用に関して、心地よい為政者側のポジショントークを単純に信じるのでなく、実態を冷静にみる姿勢が障害者側にも何より必要だ。と私は感じています。 

 
それじゃ~続きはまた

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bpd1teikichi_satoh

精神障害者当事者老夫婦ですが、障害者にとって未来は明るいかと言われると、10/24に参加した障害者の収入が統計から如何に低いかが如実に示されました。格差はますます広がって来て、決して明るくないと思いますが、何もしなければ絶対に改善は無いと思います。
by bpd1teikichi_satoh (2018-10-26 09:15) 

meganesaru707

コメントありがとうございます。

そうなんですよ、現状を考えれば、何もしなければ大変なことが予想されるのです。障害で仕事をなくしても経済的に最低限生きていけるためには何が必要なのか、心豊かに暮らすためには何が必要なのかを今後考えてみたいのです。

現状の厳しさと対策をこれからもブログ記事にしていきますので、また読んでみてください。
by meganesaru707 (2018-10-26 11:43) 

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