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がんで逝く 佐野洋子さんの場合(2) [男(片麻痺障害者)のための老い方講座]

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買って一週間経ったらジャガーは、ボコボコになっていた。私は車庫入れが下手で、家の車庫は狭いのだ。その上毎日カラスがボンネットの上に糞をする。


私は今何の義務もない子供は育ち上がり、母も2年前に死んだ。どうしてもやりたい仕事があって死にきれないと思うほど私は仕事が好きではない。


2年と言われたら十数年私を苦しめたうつ病がほとんど消えた。人間は神秘だ。

人生が急に充実した。毎日がとても楽しくて仕方ない。死ぬとわかるのは自由の獲得と同じだと思う。

役にたたない日々 (朝日文庫)

役にたたない日々 (朝日文庫)

  • 作者: 佐野 洋子
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2010/12/07
  • メディア: 文庫

父は訓示を垂れるのが好きだった。「金と命は惜しむな」と何もわからん子供に言っていた。だから父は貧乏のまま五十歳で死んだ。

命は地球より重いと信じない。私も命を惜しみたくない。


でももう私は死ぬのは平気だけど、親しい好きな友達には絶対死んでほしくない。死の意味は自分の死ではなく他人の死なのだ。


人はいい気なものだ。思い出すと恥ずかしくて生きていられない失敗の固まりのような私でも「私の一生はいい一生だった」と思える 。

 

【役に立たない日々(佐野洋子著)2008年冬】

 

それじゃ~また。

 

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