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患者は待つのが当然なんか!? [メガネサルの吠え吠え記]

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私は初の大病により医療・介護関係の方々と接するようになりました。多くの違和感を感じたのですが、その一つが「時間感覚」です。
 
これは、退院後紹介を受け、訪問での鍼灸治療を頼んでいた時の話です。鍼灸師はそっぷ氏(元相撲部で筋肉質・痩せ型の力士)でした。
 
この人時間にルーズ。最初は遅れると連絡が入るのですが、そのうち連絡もなく30分程度毎回遅れてくる。午後一番の往診なのに。昼ドラでも見てから来るのか???

私は機敏に動くことができないので、往診に備え5分前にはベッドに寝ころび天井見ている。
 
が・・・そのまま30分天井にらんだまま。これが週2日、女房もそのあとの予定がづれ込み困っている。

「時間励行でお願いします」私は何か月か後に申し入れました。
それからしばらくは定時に来た。が、また遅れると連絡が入った。
 
次は連絡もなく30分遅れてやってきた。そして私の顔色をうかがうべく覗き込んできた。
私は、とっさに何事も感じていない様な顔をしました。相手に簡単には本心を悟られない。多くの人と同じように長い間の民間企業での経験から身に付けたものです。
ほっとした顔をした彼は、次から当然のごとく連絡もなく30分は遅れてくるようになりました。

(吠え)お前どんだけ人の時間食ったら気が済むんじゃい!人の顔色うかがいやがって、小賢しいんじゃ。病院と同じで治療受けるためには患者は待つのが当然なんか!?もうこれから来なくってよいわ。
 
訪問看護も時間通り来る人はまれ、こちらは15分程度で許容範囲ですが、やはり4人に3人は遅れてやってくる。たとえ本人は寝たきりでも、家族は予定、やらなければならないことが詰まっているはずです。これって医療・介護時間ですか? 「約束5分前について2分前にチャイムを鳴らす」我が家に来られる民間企業の方はこうです。私も40年間そうしてきました。こっちが変なのか?
 
 


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転んでもただでは起きたくない・・・(その3) 関西人夫婦の場合 [メガネサルの息抜き話]

s-bpO7fryGR7ExcGF1483921680_1483921763-w (2).jpg我妻キツネサルも生粋の関西人です。若いころは宝塚歌劇の「追っかけ」の一方、寸暇を惜しんで吉本新喜劇にも通ったそうです。


私は脳出血の翌年心筋梗塞を発病し血管を広げるステントを埋め込む手術をしました。心臓外科医に「3度発作を起こして生きていた人を私は見たことありません」と言われました。すると後1度ないし2度です。
 
その時に、障害者枠で就職するかどうか経済的な面から夫婦二人で検討した時の会話です。

(キツネ妻)「まあ(就職しなくっても)大丈夫や!あと隠し子2人くらいやったらなんとかなるやろ」
       「せやからもう仕事はせんといて。お父さん死んでしまうわ」
 
(メガネ夫)「わかった。仕事はやめる」
      「せやけどわし、そんな気持ちの良いことした覚えないんやけど」
 
(キツネ妻)「そうか、そら残念やったなあ~。」

これで大体(金額まで)通じているのです。さらに会話は続きます。

(メガネ夫)なんでそれを病気の前に教えてくれへんかったんや。そしたらもう一花咲かせたたのに
(キツ妻)今からじゃもう無理やなあ。ワッハッハ~~
 
皆さんは、「何というアホな夫婦や」と驚き呆れられるでしょうが、私達夫婦にとっては、普通の会話なんです。何しろ夫婦とも小学生のころから土曜日午後、熱中したテレビは吉本新喜劇だったのです。
我々の子供時代(昭和30~40年代)、関西の多くの子供が熱中したのは「阪神」、「歌劇」、「喜劇(吉本新喜劇)」の中のどれかだったように思います。
 
深刻なことも笑いに変えってしまうのが関西人の特性でもあります。
 
■またまた脱線してすみません。今日の本題はこちらでした。
 
実は私、60歳になったら仕事を引退するつもりでいました。そのため年金がもらえるまでの期間若干の収入を得るためネット販売すべく様々な実験・準備をしていました。ほぼ全て女房がやっていたのですが、これを3年で月数万~10万円程度の純益が出るまで女房が育てました。
 
これが私達を助けてくれました。おかず代程度のお金でも、毎日、別収入があると気持ちに落ち着きが得られます。パートで時間を切り売りするのではなく、自力で小さな芽を育てようとした「がめつさ」が生きました。これなら一日2~3時間で、なおかつ夜中、明け方等都合のいい時にできますので、介護との両立も容易でした。


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人は 生きるために生まれてきたのだから 大石邦子 [お勧め本]

彼女を初めてみたのは、テレビのインタビュー番組でした。

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「静かな人」が私の第一印象です 。


もちろんインタビュー番組なので彼女は微笑みながら言葉豊かに語っているのですが、
私は、心の揺らぎが少ない、気持ちの安定した人の様に感じました。

実際の彼女の人生は壮絶なものです。20代でバスの事故により半身麻痺となり以降ずーと車いす生活です。本の執筆、講演会などの活動をされています。

もう多くは語りません。障害のある生活に疲れたら一度読んでみてください。

私からのアドバイスはただ一つ、「ティシュペーパーを横に置いて」だけです。特に前半部はティシュ減りが激しかった。 

人は生きるために生まれてきたのだから

人は生きるために生まれてきたのだから

  • 作者: 大石 邦子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/07
  • メディア: 単行本

 

 

 


タグ:精神・魂
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「老人介護、じいさん・ばあさんの愛し方」三好春樹著 [お勧め本]

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三好先生は別の場所で、この本への思い入れの強さを語られています。この本に登場するじいさん・ばあさんは、実際に三好先生が出会ってこられた超個性的な(それゆえ典型的な)老人だからです。その経験をもとに、「介護現場の不可思議な法則」を書かれています。私が印象深かった部分を私流解釈も加えでご紹介します。 

老人介護 じいさん・ばあさんの愛しかた (新潮文庫)

老人介護 じいさん・ばあさんの愛しかた (新潮文庫)

  • 作者: 三好 春樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/11/28
  • メディア: 文庫

◇年を取ると個性が煮詰まる。

年を取ると、人間が丸くなるどころか、人格が完成するどころか、個性が煮詰まるのだ。真面目な人はますます真面目に、頑固はますます 頑固に、そしてスケベはますますスケベに。私は自分の中に抱いていた勝手な老人像を壊されたが、なんだかホッとしていた。人間最後にこんな個性的になるなら若いうちから個性的に生きていけばいいんじゃないかと思ったのだ。

ただし、スケベがみんな嫌われるわけではありません。それどころか、適当なスケベは介護の女性にもひどく人気があるらしいです。ただし最悪は「むっつりスケベ」、これは忌み嫌われる。スケベで好かれるためには、遊びの年期も必要だということでしょう。
 
(メガネサル)スケベで好かれる達人級は今更無理としても、せめて女性が喜ぶソフトなスケベな話をたくさん仕入れ、猥談力は鍛えておきましょう。「何?それもできそうにない」そんな方は、「ほめ」をマスターしましょう。これタイミングが大事、髪型が変わった。服が変わった。変化を捉え女性を「ほめ」るのです。せめてこの技だけは日ごろから鍛えておきましょう。
 
◇あなたは自分の老いと付き合えるだろうか。老人が嫌いだという人は難しいかろう。
だってそれは未来の自分が嫌いだということだから。今老人とうまく付き合っている人は未来の自分ともうまく付き合えるだろう。老人と楽しく付き合える人は自分の老いとも楽しく付き合えるに違いない。 

◇老いとは、人間が近代という狭い枠から外れていくことである。いやそもそも若い世代も子供も進歩主義や発達至上主義、分析的な近代科学の枠の中には入りきらないものなのだ。 


◇「若さを失う」という価値観を含んだ(つまり若い世代中心主義)表現の代わりに。 「若さからから解放される」「若さから立ち直る」「老いを獲得する」と言った表現を提案しているのは哲学者の土屋賢二氏である。
 
「まず美的観点から見て老人の方が優れている。年を取ると動きに無駄がなくなり、映画館や新幹線の中を意味もなく走り回るような事はしなくなる。動きは必要最小限に抑えられ、場合によって必要最小限の動きもしなくなるほどである。
 
抑制の効いた、極端にまで無駄を排した動きは 能の美しさを思わせるものがある。無駄が切り詰められるのは動作だけではない。精神面でも無駄がなくなり余計な事にダラダラといつまでも覚えているということがなくなる。
 
さっきまで自分の話していたこととか、人の名前とか、自分の名前とか覚えるに値しないことを忘れるようになるのである。意識を適当に不明瞭にしたい時も酒の力を借りることはない。そのままでかなり朦朧としてくるのだ。(「われ笑うゆえに我あり」より)

われ笑う、ゆえにわれあり (文春文庫)

われ笑う、ゆえにわれあり (文春文庫)

  • 作者: 土屋 賢二
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: 文庫

(メガネサル)ホンマに発想の転換、土屋先生見事です、多少悪乗りが過ぎますが(笑)。
片麻痺障害者になった時、精神的に苦しかったのは、長年この強者の論理である「進歩主義」や「発達至上主義」にとらわれ生きてきたからだと、今になるとわかります。この呪縛から一足先に、おさらばすることで、「弱さの強さ」は見えてくる気がします。


タグ:老い
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その2 若くて障害軽い(グループA)と年令高いが障害軽い(グループB)の特性 [片麻痺障害者マトリックス]

 今回、各グループの特性について考えてみたいと思います。
 
■A「年齢が若く、障害の程度が軽い」グループ
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一言でいえば、我々脳卒中片麻痺患者の中では、元気で活発なグループです。

人生の中途で、脳卒中片麻痺にという大きな不幸に見舞われながらも、早期に光明が見いだせるグループだと思います。健常者に一番近づくことができるグループでしょう。

職場復帰を現実的な目標とすることができ、病前の収入と人間関係が維持できる可能性があります。主婦などの方も、不自由ながらも家事全般が何とかこなせる状態ではないでしょうか。

片麻痺という大きな障害を負っているわけですから、リハビリは不可欠ですが、やれば他のグループより効果を感じやすく、ますます熱心にリハビリに取り組めます。リハビリに熱心で積極的な人が多くいます。子供が小さく「家族に対する責任感」もモチベーションを上げていると思われます。

ただ、若く障害が軽いからこそ、人として変容する機会を逃す可能性もあります。
他のグループとの違いが見えず、他の方を「障害をあきらめた、情けない人」などと簡単に批判したりする人も見かけます。

■B「年齢が高いが、障害の程度が軽い」グループ
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このグループも比較的元気な人のグループです。

すでに子供も独立して、年金暮らしでいる人も多いと思われます。それが障害厚生年金や障害共済年金受給者などの場合は、ある程度、経済的な基盤が安定していると考えられます。主婦の方でも夫より経済基盤が安定している方もあるでしょう。

このような方々は、趣味に没頭したり、外出も容易なことから旅行や仲間づくりなどを通して元気な人も多く見受けられます。

私が知っている方々も、片麻痺のハーモニカの演奏グループを数人で結成され、活発に演奏会を開かれています。地元紙に取り上げられることもたびたびあり、生き生きと活動されています。

ただ、経済基盤が弱い方、一人暮らしの方は、同年代の健常者に比べそれなりの苦労はあると思います。
  
以上のAグループ、Bグループの方が「障害にも負けず生き生きと暮らす 」という単純な切り口で、マスコミなどで取り上げられることが多いのではなうでしょうか。
 
また、奇跡の回復、奇跡の治療で取り上げられるのも、この両グループに属している人が多い気がします。 
 
 つづく 


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