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人間はのんびりしようなんて考えては駄目 佐藤愛子 [男(片麻痺障害者)のための老い方講座]

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話題の佐藤愛子 著「90歳何がめでたい」を取り上げます。勇気、元気の出る佐藤さんの相変わらずエッセイ集です。


 


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◆25歳で小説なるものを書き始めてから 67年、 最後の長編小説を書き上げたのは88歳の春でその時はもう頭を体もすっからかんになっていて、もうこれで何もかもおしまいという気持ちでした。


この後はのんびり老後を過ごせばいいとそう思っていました 。


 

◆ところがです。いよいよ「のんびり」の生活に入ってみると、これがどうもなんだか気は抜けて楽しくないのです。


「 のんびり」の毎日では、起きても別にすることなしという感じでいつまでもベッドでもそもそしている。つまり気力がこもらないのです。


 

◆週に2日、家事手伝いの人が来てくれる他は、私は一人で、ムッと座っている。別に機嫌が悪いということわけではないのだが、理由もなく一人でニコニコしているというもの変なのもので自然とムッとした顔になるのです。そうしてたんだん気が滅入ってきて、ご飯を食べるのもめんどくさくなり、たまに娘や孫が顔を出してもしゃべる気がなくなりウツウツとして「老人性うつ病」というのはこれだな、と思いながら、ムッと座ってるのでした 。


 

◆そんな時に雑誌のエッセイ依頼があり隔週ならばという条件で書くことになったのです。


タイトルの「九十歳何がめでたい」はその時閃(ひら)めいたものです。


 

そうして連載が始まって、何週間かすぎたある日。気がついたら、錆び付いた私の脳細胞はいくらが動き始め、私は「老人性うつ病」から抜け出ていたのでした。


 

◆人間はのんびりしようなんて考えては駄目だということが90歳過ぎてようやくわかりました。


 



九十歳。何がめでたい

九十歳。何がめでたい

  • 作者: 佐藤愛子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/08/01
  • メディア: 単行本

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まあ幾つになっても「人間はのんびりしようなんて考えては駄目」ということです。

私達、脳卒中片麻痺障害者の場合は、何をするにもやたら時間がかかり、のんびりできない。これって「老人性うつ病」に関しては有利に働いているのか?


それじゃ~また






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高齢者に優しい家  機能性とゆとりの「間」  [男(片麻痺障害者)のための老い方講座]

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今回のテーマは、「高齢者に優しい家」です。高齢者用の機能的な部屋は病院の個室や、介護施設、高齢者用マンションなどでお馴染みですが、なんとなく寂しい。

今回は、建築家の清家清氏の「 サライインタビュー」を再構成しお届けします。

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◆機能的なのは、やはり多目的に使える単純な間取りの家、バリアフリーのワンルームです。


◆高齢者に優しい家はやはり高齢者が設計しないと本当のところはできないのじゃないかな「 老人の老人による老人のための住まい」ということですよ 。老人が便利なだけの機能的な家で本当に気持ち良くを過ごせるかねぇ。



◆住まいには「間」というもの無駄に思えるようなゆとりが必要なんじゃないでしょうか 。例えば「床の間」という狭い空間に宇宙を感じるような神秘性 を日本人は持っているんですから。この「間」が日本の住まいの良さであり、やすらぎにもなっているんです、これがないと「間抜け」になってしまう


◆ 住み心地の良い高齢者向け住まいとは、 新築でもリフォームでも、トイレ、浴室、寝室を近くにまとめると、思いの他移動が少なくて楽です。

できれば玄関や廊下は車椅子が移動できる幅にして、手すりをつけると完璧 。

 

◆我が家では転倒を防ぐためスリッパは履きません。だいたいスリッパとはスリップする人の意味なんですから。


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つまり機能的を基本として、ゆとりの「間」も考えるということでしょう。ちなみに清家さんは二畳の移動畳を持たれていて、大胆にも、時に自宅の庭に持ち出されています。


それじゃ~また

 

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「7つの別れ」と「不幸の裏に幸せがある」不思議 [男(片麻痺障害者)のための老い方講座]

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心理学者の多湖輝さんは、 人は定年後7つの別れを経験するといいます。


 参考:サライ・インタビュー集「上手な老い方」


1職場 2肩書き
3お金(給与) 4人間関係
5情報(仕事関係) 6家族
 7健康  

 

  


 


 以上のの7つです。「6.家族」と「7.健康」は加齢により誰でも起こりますが、概ねそのとおりだと思います。


多湖さんは、その対策として趣味や地域でのつながりを持つことをお勧めになっています。


 

上手な老い方―サライ・インタビュー集 (Serai books)

上手な老い方―サライ・インタビュー集 (Serai books)

  • 作者: サライ編集部
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1996/12
  • メディア: 単行本


ところが、私は仕事をやめて、飛躍的に新たな友人・知人が増えました。これが、脳卒中で片麻痺になったせいなのです。ざっと見積もって、30人はいるでしょうか。


 

まず、回復期の病棟やリハビリ室で多くの知人ができました。片麻痺の私の場合、男女を問わず手足に障害持つ持つ人とは、とりわけ仲良くなれるようです。「同病相哀れむ」ってやつですね。


 

リハビリ医、セラピストや看護師さんにも多くの知人ができました。もっともこの人達にとってはあくまで仕事ですが。


 

他にも、デイケアの通所者や、普段の公園での歩行リハビリでも多くの人達と知り合いになりました。庭の手入れや草刈りなど私の「困った」を助けてくれる人まで出てきてくれて大感謝です。





仕事での知人も多くいますが、親密度は今のほうが断然上です。ですから身体機能的な喪失感はありますが、他には喪失感を感じないで済んでいます。


「不幸の裏に幸せがある」は不思議な話ですが、実際、本当かもしれません。そうすると別れを、そんな悲観的に考えなくて良いのかもしれません


 

それじゃ~また。


 


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帰りたい帰りたい症候群 [男(片麻痺障害者)のための老い方講座]

 


 


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さん


 


高齢の男性入院患者に一番多いのがこれ、口を開けば「帰りたい帰りたい!」そのうち「わしは帰る!なんであかんねん!」もう「だだっ子」の世界。


 


これが将来の自分の姿か??などと思うと本当に情けなくて仕方ない。これまでの社会経験も思慮深さもどこに飛んでいってしまったのか!?


 


これでは若い看護師さんに子供扱いされても仕方ない。そして何でも(電話で)奥さんに頼る。病室でもナースコール連発。「きさま、年を重ねたプライドは、いったいどこにいったのだ!?」。


 


ひょっとして”おしめ”をされた段階で赤ん坊に戻るのか!?
(これ、脳卒中後遺症でおしめを着用されている方(私の義父もそうです)に配慮のない表現でした。申し訳ありませんでした。反省の意味で、線で消し残しておきます。)


 


 


何か大事なものが、堰を切ったように崩壊していくのでしょうか?もしそうならこれは恐ろしいことです。


 


でも恐ろしい反面・・・、赤ちゃん返りすれば、もう怖いものなしのような気もしないでもない!?。


 


それでもさすがそれはイヤやなあ~。そんな姿を子供や知人に見られたくはない。


 


それじゃ~また。


 

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タグ:入院記
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困った入院患者(5)困った4人の共通項  [男(片麻痺障害者)のための老い方講座]

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困った入院患者4人の共通項

 

これまで紹介した高齢の入院患者の共通項をまとめて、我々の戒(いまし)めとしたいと思います。

1.比較的恵まれた人生を歩んできている。

2.自ら進んでコミュニケーションをとろうとしない。

3.他人を部下、使用人、生徒のように扱う。

4.冗談などまず口にしない。

5.奥さんに過度に依存する。

6.リハビリに対する熱意がない。

7.医師やセラピストに対する不満が多い。

8.とにかく早く退院したがる。

 

要するに、環境変化に対する適応力がないのです。己の力で適応努力しないのですから当然です。


 

前に述べましたが、入院生活は、これまでの社会的地位やお金持ちかどうかなど通用しない世界です。これは介護施設でも同じだと思います。自分の生(なま)の人間力だけで適応していかなければならないのです。

 

わたしは、この4人を見て、やはり庶民的な人の方が適用力があると思いました。冗談を言い、時に本音をさらけ出す。愛されるお爺ちゃんを我々は目指すべきです。




それじゃ~また。


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