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男(片麻痺障害者)のための老い方講座 ブログトップ
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帰りたい帰りたい症候群 [男(片麻痺障害者)のための老い方講座]

 


 


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さん


 


高齢の男性入院患者に一番多いのがこれ、口を開けば「帰りたい帰りたい!」そのうち「わしは帰る!なんであかんねん!」もう「だだっ子」の世界。


 


これが将来の自分の姿か??などと思うと本当に情けなくて仕方ない。これまでの社会経験も思慮深さもどこに飛んでいってしまったのか!?


 


これでは若い看護師さんに子供扱いされても仕方ない。そして何でも(電話で)奥さんに頼る。病室でもナースコール連発。「きさま、年を重ねたプライドは、いったいどこにいったのだ!?」。


 


ひょっとして”おしめ”をされた段階で赤ん坊に戻るのか!?
(これ、脳卒中後遺症でおしめを着用されている方(私の義父もそうです)に配慮のない表現でした。申し訳ありませんでした。反省の意味で、線で消し残しておきます。)


 


 


何か大事なものが、堰を切ったように崩壊していくのでしょうか?もしそうならこれは恐ろしいことです。


 


でも恐ろしい反面・・・、赤ちゃん返りすれば、もう怖いものなしのような気もしないでもない!?。


 


それでもさすがそれはイヤやなあ~。そんな姿を子供や知人に見られたくはない。


 


それじゃ~また。


 

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タグ:入院記
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困った入院患者(5)困った4人の共通項  [男(片麻痺障害者)のための老い方講座]

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困った入院患者4人の共通項

 

これまで紹介した高齢の入院患者の共通項をまとめて、我々の戒(いまし)めとしたいと思います。

1.比較的恵まれた人生を歩んできている。

2.自ら進んでコミュニケーションをとろうとしない。

3.他人を部下、使用人、生徒のように扱う。

4.冗談などまず口にしない。

5.奥さんに過度に依存する。

6.リハビリに対する熱意がない。

7.医師やセラピストに対する不満が多い。

8.とにかく早く退院したがる。

 

要するに、環境変化に対する適応力がないのです。己の力で適応努力しないのですから当然です。


 

前に述べましたが、入院生活は、これまでの社会的地位やお金持ちかどうかなど通用しない世界です。これは介護施設でも同じだと思います。自分の生(なま)の人間力だけで適応していかなければならないのです。

 

わたしは、この4人を見て、やはり庶民的な人の方が適用力があると思いました。冗談を言い、時に本音をさらけ出す。愛されるお爺ちゃんを我々は目指すべきです。




それじゃ~また。


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困った入院患者(4)地方造り酒屋の旦那さん [男(片麻痺障害者)のための老い方講座]

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地方造り酒屋の旦那さん


皆さんは地方で代々続く造り酒屋の旦那さんに、どんなイメージをお持ちでしょうか?


かって地方では名門として経済的に大きな地位を占めていました。それだけでなく教養もあり俳句などたしなむ人も多く、有名な俳人などが時に逗留していました。パトロン的役割も担っていたのです。


地方におけるお金と文化の集積場所です。代々当主はもちろん高学歴で、地方の名士です。

生まれたときからおぼっちゃま、長じて若旦那さんです。ただし近年は凋落が激しいのも確かです。


こんな人が福耳さんとの交換トレードで私の病室には入ってきました。リハビリから戻ってくるとこの人が部屋にいました。何も言わずこちらをジーと見ているので、そそっかしい私はてっきり部屋を間違えたと思いました。私のベッドの方向に目をやるとそこには間違いなくわたしのベッドがあります。


ようやく事態が飲み込めて私は、じーとこちらを見ている人に「向かいのベッドのメガネです」と挨拶しました。それでようやく向こうも自己紹介を始めました。「ひどい臭いの部屋だったので、福耳さんと交代した」こと(あわれ福耳さん)など自分の事情をぺらぺら喋っています。


75歳、白髪で上品そうなこの人(脳卒中回復期)とんでもないお坊っちゃまでした。

夜消灯の1時間以上前にナースコール。「~さん、何だったでしょうか?」「ニョーキ!尿器)」。
この人「お願いします」の一言が言えないのです。


またある日は奥さんに電話「土曜日朝メシいらんから病院に電話で言っといてくれ。電話番号?そんなもん代表の電話でよい」そんな簡単なことに代表電話使わずに、直接簡単ナースコールで伝えればよいのに。


旦那さんてこうなのか!? 元収入役さんや旦那さん、なぜこんな人が大部屋に入っているのでしょう?他人は使用人同然ですから命令はできますが、対等なコミュニケーションができない。


皆さんが、こんな恵まれた人生歩んでこられているなら要注意ですよ。看護師さんに嫌われ、同室のものに嫌われると入院生活はつらいものになります。二人とも夜になると奥さんに電話して「次は、いつ来てくれる~」と哀願口調(笑)


その謙虚さを他人にも出さんかい!!


それじゃ~また。


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困った入院患者(3)地理の先生 [男(片麻痺障害者)のための老い方講座]

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それはある日のリハビリ室でのことです。私がストレッチしていると、隣で20代のセラピスト(理学療法士=PT)の先生に手足を触ってもらっている髭づらのむさ苦しい60代とおぼしき男性がいました。


聞くとはなしにその話が耳に入ってきます。この人、周りの人にも聞かせたいのかやたら大きな声で喋るのです。「国道1号線から20号線はなこんな風に覚えていくんや」とか「あの神社はこんな神がまつられているんや」などとやっています。まるで地理の授業です。PTは仕方なく相槌を打っています。国道10号線にはこんなおもしろい場所があるといった、だれもが興味持つ内容では全然ありません。


また一方的に話し続けるだけで、PTに対しては何も聞きません。

年輩の男性にも関わらずコミュニケーション能力を欠いているのです。

30分近く側にいましたが、私はこのPTの方が気の毒で仕方ありませんでした。何十年も教師として一方的に話し続けた結果、コミュニケーション能力を失ってしまったのです。


私の友人の中に、職業の弊害を理解し、定年後は見事に変身している人がいます。誰に対しても腰が低く、気さくに話しかけます。皆さん誰も前職など想像もつかないことでしょう(私は知っていますが)。こいつ詐欺師か!?(笑い)と時々思うこともありますが、ぜひ見習いたいといつも感心して見ています。


それじゃ~また。

★アンケートのお願い


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困った入院患者(2)福耳さん [男(片麻痺障害者)のための老い方講座]

困った患者の一人に福耳さんがおられました。75歳、脳出血後わずか一年半で関節の拘縮がすすみボットクス注射を受けて入院して関節可動域訓練を受けているのです。

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この人「いた~い、いた~い」といつも泣いているのです。女性看護師さんの介助でベッドから車椅子に乗り移るとき「いた~い、いた~い」と幼児のように泣き、また車椅子からベッドに戻るときにもそばにいる人間が情けないくらい哀れな声で泣き叫ぶのです。もちろんリハビリ室でも情けない声を出し続けます。

 

そして頻繁にナースコール。5分間が辛抱できないのです。それで少し気にくわないと看護師さんの腕を叩くのです。「痛いやん福耳さん、やめてよ!」それだけではありません「やめてよ!手握らないで!」ついには「ヤメテ!!〇ぱいさわらんといて!」もうやりたい放題の問題児。奥さんが来れば、「あんな人(理学療法士)あかん!すぐ退院したいんや」と哀願している。

 

ある日私がリハビリ室から戻ってみると福耳さんのベッドに違う老人が寝ている。私が挨拶すると、私の元いた部屋は、他の患者のベッドサイドのポータブルトイレの臭いがきつくとても食事できない、それでこの部屋に変えてもらった。と言われるのです。と言うことは、福耳さんはその部屋にトレードされたということです。

 

確かにナースステーションには近く看護師さんは楽でしょうが・・。

私の部屋に以前からいる元収入役も一日しか持たなかった、恐怖の臭い部屋なのです。

 

ペナルティーということか、元々食が細い福耳さん、栄養とれるやろうか多少心配になります。でも自業自得でしょう(笑)。

 

それじゃ~また。


タグ:入院記
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