Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
So-net無料ブログ作成
メガネサルの息抜き話 ブログトップ
前の5件 | -

お掃除おばちゃんと大衆演劇 [メガネサルの息抜き話]

お掃除おばちゃんと大衆演劇

 

私は今回の入院でもお掃除のおばちゃんと仲良くなりました。

この人典型的な大阪のおばちゃんです。
10キャプチャ.PNG

「私、大阪の人間やからガラ悪いねん」と堂々と公言しています。

私が、タブレットでブログ記事を書いていると、

「また、そんなお金にならんことしとるんか!たまにはお金になることしいや!」もう私のこと良く知っているのです。

 

たまたま趣味の話しになりました。


「私の趣味は大衆演劇や!20年になる。今は、30歳の男の役者のおっかけや」

 

「お捻り(今は「お華」と呼ぶそうです)は当然や!それに年1回着物を作るのがたのしみで、ワクワクするんや」「そんなん当然その役者の着物や!値段?40万くらいやないか」

「もしかして掃除の給与、全部そっちに流れとるんやないか?」

 

「そうかもしれんなあ~」

「それやったらおれとやっとることかわらんで~」

「ほんまやなあ~。ワツハツハー」

 

「それでも年一回は一緒に食事できるんや!」

「おばちゃんが、カネだしてやろ」

もう話が止まりません。

 

「たまには俺にも着物買うてくれや」

「着物買うたら踊るんか!?」

「当たり前や、そん時は杖を刀に持ち替えて踊ったるがな~」

「ワツハツハー」

私はこんな大阪のおばちゃんが大好きです。入院時の楽しい時間です。

 

★8月からはロボットリハビリで入院していた時の記事を順次アップしていきます。ロボットリハビリの実態や感想、様々な人物像等色々書いています。よろしければ、お読みください。

 

それじゃ~また。


タグ:入院記
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

茨木のり子さんのブログ [メガネサルの息抜き話]

ibaragi4fe616d7 (2).jpg

もちろん、茨木さんの時代にブログはありませんが、もし茨木さんがブ ログを書いていたら、こんな味のあるブログになるだろうと具体的に思わせます。「料理の写真+レシピ+日記」どれも秀逸です。

 

●月●日

いつまでも「みずみずしく」精彩があって面白い女でいたいのに・・・私の頭をしめているのはだんだん現実的になってしまって、口やかましくなって世話をやきたがって、 ツマンナイヤツになっていくような気配、アヤウシ 。

 

茨木さんの「みずみずしさ」が逆に伝わってくる。「面白い女でいたい」こんなこと考える人好きやなあ~と私も無条件に同意してしまう。「面白い奴」「おもろい奴」は関西では最高の誉め言葉です。

 


●月●日


暖かい日差しを浴びて、みかん箱を焼いて本箱を作る。二人とも真っ黒になり2時半銭湯へ出かける。街を揃って歩くのはなんとなく照れる。これも古い感覚なりといましめて堂々と歩く。いい日曜日だった。自分で作ったものはこんなにもほのぼのと楽しいものか。

 


茨木のり子の献立帖 (コロナ・ブックス 207)

茨木のり子の献立帖 (コロナ・ブックス 207)

  • 作者: 茨木 のり子
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2017/01/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


3月3日


三越から送ってきた小さな紙ひなを飾り、菜の花をこんもりとさし、家中の小さな人形をラジオの上に並べ、お寿司を作ってささやかに祝う。彼(夫)しみじみおひなさまを眺めていた。つつましい幸福。若い私たちの今の良さを、失わずに行きたいと思う。


■オマールエビのリゾット、コーラルソース

こんな本格的なもの家庭でつくっていたんだ、茨木さん。

 

■マカロニナポリタン

麺はうどん代用、鶏もつ、ケチャップ 

何とも庶民的に、しかも大胆に変身しています。


■鶏とびわの甘酢あんかけ

びわは缶詰だから、材料は手に入りやすい物ばかりですが、料理上手がわかる一品です。おそらく酢豚(パイナップル缶+豚肉)が元でしょうが、一工夫でこんなおいしそうな一品を作るなんて脱帽です。

 

■□■□■

 

 ところで、話は全く変わりますが、我々脳卒中ブログ村を眺めてみると、ブログを始めた初期ころは、誰しもやはり治療、リハビリが話題の中心となり、しばらくすると、日常の生活が中心となる。

 

片麻痺の日常生活の日記がいいなあと思える人は、初期の治療・リハビリに関するブログ記事もいい。過去の記事を時々アップされているのを読んでみて感心しました。

 

茨木さんも日記、料理どれもいい。

 

山形県の庄内地方は、茨木さんのご主人の故郷で、いま茨木さんもご主人とともにこの地で安らかに眠られています。ここは作家藤沢周平の故郷でもあり小説の舞台でもあります。私が一度ぜひ訪れてみたい所です。 

 

 

それじゃ~また。 


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

自分の感受性くらい 茨木のり子 [メガネサルの息抜き話]

茨木のり子さんは、1926年に大阪で生まれ。49歳のとき夫に先立たれ、以降31年間一人暮らしを続けました。一人暮らしを始めて2年後発表したのが『自分の感受性くらい』です。

 □■□■□■
 
自分の感受性くらい  茨木のり子 
キャプチャibaragi-1.PNG
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな

みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな

しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな

なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな

わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
 □■□■□■
 
片麻痺になってから思い通り体を動かせず、ストレスと一緒に暮らす日々。 やはり苛立ち、気難しくなってしまう。それが、ひどくなって自分の気持ちを持てあます時、自戒を込めて時々読み返します。 
s-img_9da5d826d9d18b4c3e4c8ea205fe0a0e176684.jpg
 
ちなみに同じ作家の宮尾 登美子さんは(写真中)同じく1926年生まれ、上坂 冬子さんは(写真下)1930年生まれです。ちなみに今何かと話題の多い石原慎太郎氏は1932年生まれ。このお三方からすれば弟です。

この年代の女性はどうしてこんなに強じんなのでしょう。
 
感性のみずみずしい頃(「わたしが一番きれいだったとき」 茨木のりこ)に戦争を体験された世代です。
 
「晩節を汚す」男性(作家、政治家)が多い中、この成熟ぶりは驚嘆させられます。
 
お三方とも歳を取られた写真見てもとてもお綺麗です。「覚悟も意志も」持って人生を全うされた美しい女性たちです。

それじゃ~また。 
s-10uesaka_1 (2).jpg 

タグ:精神・魂
nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

冬の山桜を見に行く [メガネサルの息抜き話]

 2b714c886671b1db1da30d60db9bb23c_s.jpg


花の季節以外にも桜を見に行くようになった。
                 宮嶋康彦(写真家)


□■□■□■□


これは一つの反省があってのことだ。
「いままでは花にうかれて桜の木を見ていなかった。」
と思い至ったのだ。


人の明るい一面をみてその人を朗(ほがらか) な人物だと思い込むようなものだった。
人格の多面性を理解せず付き合っていて、意外な一面に驚くという経験にも似ていた。
桜の四季を撮影するようになって、はじめて桜を理解したような気持になっている。


冬の姿を知ってはじめて、繚乱(りょうらん)として咲く花の美しさを認識したのだ。


 サライ(山桜)




この桜、見に行かん

この桜、見に行かん

  • 作者: 宮嶋 康彦
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/03/10
  • メディア: 単行本




 それじゃ~また。


 


 


 


 


 


 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

赤ひげ先生、自主リハビリやったって全然よくなりません!? [メガネサルの息抜き話]

 

BSプレミアム 3月31日(金)午前0:45〜3:51「赤ひげ」が放映されます

 

赤ひげ[東宝DVD名作セレクション]

赤ひげ[東宝DVD名作セレクション]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD

「見た目に効果があらわれことよりも、徒労とみられることを重ねてゆくところに
人間の希望が実るのでないか、おれは徒労と見えることに自分を賭ける。」

※徒労・・むだな骨折り。無益な苦労。

     赤ひげ診療譚(山本周五郎)


回復期の後は、維持期。懸命にリハビリしても現状維持が精一杯の様なな気がしてくる。維持期は現状維持が目標と口にするセラピストもいます。
しかし、はたして「現状維持」だけを目的に、単調で孤独な自主リハビリは続けられるものなのでしょうか?身体機能面に関しては「今より多少障害を改善したい」と思うから頑張れると思います。

自分なりの努力、工夫を重ねても徒労感を感じる時、山本周五郎のこの言葉に私は励まされます。周五郎もこの時期をくぐりぬけ見事作家になりました。
イチローの言葉も前に紹介しましたが、訳知り顔で単に知識を披露するだけの専門家もどきより、イチローや周五郎のように実際にその言葉を生きた人の言葉の方が何倍も支えになってくれます。


※山本周五郎は、丁稚奉公から作家になった人です。豊かな家庭に育った純文学系の多くの作家とは明らかに一線を画します。

赤ひげ映画観ました


前の5件 | - メガネサルの息抜き話 ブログトップ