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人は 生きるために生まれてきたのだから 大石邦子 [お勧め本]

彼女を初めてみたのは、テレビのインタビュー番組でした。

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「静かな人」が私の第一印象です 。


もちろんインタビュー番組なので彼女は微笑みながら言葉豊かに語っているのですが、
私は、心の揺らぎが少ない、気持ちの安定した人の様に感じました。

実際の彼女の人生は壮絶なものです。20代でバスの事故により半身麻痺となり以降ずーと車いす生活です。本の執筆、講演会などの活動をされています。

もう多くは語りません。障害のある生活に疲れたら一度読んでみてください。

私からのアドバイスはただ一つ、「ティシュペーパーを横に置いて」だけです。特に前半部はティシュ減りが激しかった。 

人は生きるために生まれてきたのだから

人は生きるために生まれてきたのだから

  • 作者: 大石 邦子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/07
  • メディア: 単行本

 

 

 


タグ:精神・魂
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「老人介護、じいさん・ばあさんの愛し方」三好春樹著 [お勧め本]

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三好先生は別の場所で、この本への思い入れの強さを語られています。この本に登場するじいさん・ばあさんは、実際に三好先生が出会ってこられた超個性的な(それゆえ典型的な)老人だからです。その経験をもとに、「介護現場の不可思議な法則」を書かれています。私が印象深かった部分を私流解釈も加えでご紹介します。 

老人介護 じいさん・ばあさんの愛しかた (新潮文庫)

老人介護 じいさん・ばあさんの愛しかた (新潮文庫)

  • 作者: 三好 春樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/11/28
  • メディア: 文庫

◇年を取ると個性が煮詰まる。

年を取ると、人間が丸くなるどころか、人格が完成するどころか、個性が煮詰まるのだ。真面目な人はますます真面目に、頑固はますます 頑固に、そしてスケベはますますスケベに。私は自分の中に抱いていた勝手な老人像を壊されたが、なんだかホッとしていた。人間最後にこんな個性的になるなら若いうちから個性的に生きていけばいいんじゃないかと思ったのだ。

ただし、スケベがみんな嫌われるわけではありません。それどころか、適当なスケベは介護の女性にもひどく人気があるらしいです。ただし最悪は「むっつりスケベ」、これは忌み嫌われる。スケベで好かれるためには、遊びの年期も必要だということでしょう。
 
(メガネサル)スケベで好かれる達人級は今更無理としても、せめて女性が喜ぶソフトなスケベな話をたくさん仕入れ、猥談力は鍛えておきましょう。「何?それもできそうにない」そんな方は、「ほめ」をマスターしましょう。これタイミングが大事、髪型が変わった。服が変わった。変化を捉え女性を「ほめ」るのです。せめてこの技だけは日ごろから鍛えておきましょう。
 
◇あなたは自分の老いと付き合えるだろうか。老人が嫌いだという人は難しいかろう。
だってそれは未来の自分が嫌いだということだから。今老人とうまく付き合っている人は未来の自分ともうまく付き合えるだろう。老人と楽しく付き合える人は自分の老いとも楽しく付き合えるに違いない。 

◇老いとは、人間が近代という狭い枠から外れていくことである。いやそもそも若い世代も子供も進歩主義や発達至上主義、分析的な近代科学の枠の中には入りきらないものなのだ。 


◇「若さを失う」という価値観を含んだ(つまり若い世代中心主義)表現の代わりに。 「若さからから解放される」「若さから立ち直る」「老いを獲得する」と言った表現を提案しているのは哲学者の土屋賢二氏である。
 
「まず美的観点から見て老人の方が優れている。年を取ると動きに無駄がなくなり、映画館や新幹線の中を意味もなく走り回るような事はしなくなる。動きは必要最小限に抑えられ、場合によって必要最小限の動きもしなくなるほどである。
 
抑制の効いた、極端にまで無駄を排した動きは 能の美しさを思わせるものがある。無駄が切り詰められるのは動作だけではない。精神面でも無駄がなくなり余計な事にダラダラといつまでも覚えているということがなくなる。
 
さっきまで自分の話していたこととか、人の名前とか、自分の名前とか覚えるに値しないことを忘れるようになるのである。意識を適当に不明瞭にしたい時も酒の力を借りることはない。そのままでかなり朦朧としてくるのだ。(「われ笑うゆえに我あり」より)

われ笑う、ゆえにわれあり (文春文庫)

われ笑う、ゆえにわれあり (文春文庫)

  • 作者: 土屋 賢二
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: 文庫

(メガネサル)ホンマに発想の転換、土屋先生見事です、多少悪乗りが過ぎますが(笑)。
片麻痺障害者になった時、精神的に苦しかったのは、長年この強者の論理である「進歩主義」や「発達至上主義」にとらわれ生きてきたからだと、今になるとわかります。この呪縛から一足先に、おさらばすることで、「弱さの強さ」は見えてくる気がします。


タグ:老い
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強くなくてもいい「弱くない生き方」をすればいい  [お勧め本]

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バリアアリーの施設ととして有名になった山口県のデイサービス施設「夢みずうみ村」代表の藤原茂さん。NHKテレビの「プロフェッショナル」にも登場されたということで、ご存知の皆さんも多いのではないかと思います。今回はその藤原さんの著書です。早速私の印象に残ったところをご紹介いたします。
 
 

強くなくていい「弱くない生き方」をすればいい

強くなくていい「弱くない生き方」をすればいい

  • 作者: 藤原 茂
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2010/08/27
  • メディア: 単行本


◇弱さの特権
健康であれ、大切な人であれ、失ってみて初めて気がつくことがあります。
失うことは一見マイナスですが、新たな視点や発見を手にするという意味ではプラスの部分もあります。
今のような世の中ならなおさら失ったマイナスを減らそうとするのではなくプラスを増やそうとする姿勢が求められると言えます。
私はそれを「弱さの特権」と呼んでいます「弱さの強さ」とも言えるかもしれません。

「先生、私脳卒中になって本当によかたっわ 」

Aさんは、主婦の傍ら小料理店を25年経営、さらにがんの義母を看病しながら自宅で看取った人で、51歳で脳卒中に倒れ左麻痺障害者になられました。

そのA さんから不意に言われた私は「えっ?」と咄嗟に返す言葉が見つかりませんでした。彼女は一度きりの人生で病気を境に2人分の人生を経験できた喜びを口にされたのです
特に病後は、片麻痺の料理教室の先生、自身の闘病やリハビリ体験を人前で話す講演者、私と書いた本の共著者とそれまでとはまるで異なる人生を歩むことになりました。約19年間の第二の人生ということになります。それ以上に毎日のごくささやかな出来事の中に、生きている実感や生きる楽しみや喜びを発見して味わう感受性を彼女は見事に手に入れられました。

なんでもできる片まひの生活-くらしが変わる知恵袋

なんでもできる片まひの生活-くらしが変わる知恵袋

  • 作者: 臼田 喜久江
  • 出版社/メーカー: 青海社
  • 発売日: 2003/06/20
  • メディア: 単行本


◇ みずうみの村には、病気などで心や体に「障害」という「不自由」を抱えたけれどその価値観を転換して、生活の回復と人生の回復を実現した利用者さんがたくさんおられる 。

私達に求められるのは機能回復に限定されるものではありません。たとえ、自分が期待した通り機能が回復しなくても(ほとんどの方がそうだと思うのですが)コーピング・スキルズを高め、まず「生活の回復」をはかり、さらにそこを踏み台として生きがいがある「人生の回復」をめざす。「可能性に開かれた存在」として自分を認識しましょう!


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まちがいだらけの片まひリハビリ 三好春樹著 [お勧め本]

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さて三好春樹先生の片麻痺リハビリ本です。この本は機能回復リハビリについてではなく、片麻痺になった人が、「毎日の生活をどうつくるか」というの視点で書かれた本です。

麻痺した手足でどう生活していったらいいのか」その問いへの答えが具体的に書かれています。
 
いったいどうやって起き上がればいいのか、どうやって立てばいいのか、どうやって浴槽に入るのか、他にも食事、排便、ベット選び等幅広く片麻痺生活全般にわたる具体的方法が、介護方法も含めて記されています。語り口もわかりやすく図も豊富で非常に読みやすい本です。

目からウロコ! 三好春樹のまちがいだらけの片まひリハビリ―脳卒中で寝たきりにならない在宅介護のコツ (ほっとくるブックス)

目からウロコ! 三好春樹のまちがいだらけの片まひリハビリ―脳卒中で寝たきりにならない在宅介護のコツ (ほっとくるブックス)

  • 作者: 三好 春樹
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2009/06/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

あとがきにはこんなことが記されています。

私が見たNHKの番組(闘うリハビリ)には最後に救いがありました。元カメラマンの片麻痺男性が紹介されたのです。彼は「手足のまひが治るかどうかはどうでもいい」と言い切るのです。もともと昆虫の写真を撮っていた彼は、片麻痺になってからはうまく動かない上肢で三脚を抱えて、花の写真を撮っています。手足のまひより、自分がやりたいことができるかどうかこそ大切だというのです。
 
そうだ、リハビリとは闘うものではない。いかに生きるかということだ。そのことを彼が教えてくれたのです。
 
三好先生のお考えがよくわかる一文です。 




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鈴木大介さんの「脳が壊れた」 その2 [お勧め本]

鈴木大介さんの「脳が壊れた」の紹介の2回目です。前回はこちらです。

脳が壊れた (新潮新書)

脳が壊れた (新潮新書)

  • 作者: 鈴木 大介
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/06/16
  • メディア: 新書

□■□■□■
◆「ワーカーホリック」は記者として独立後に激しくなった傾向で、僕は自分に「人の三倍働いて人の倍稼ぐ」というコンセプトを課していた。フリーの記者とは締め切りを抱えていなければ失業者と変わらない。
 
そんな中、僕は常に締め切りを抱えていなければ不安になるようになり、平日の昼に取材や執筆をしていないと「恥ずかしい」「情けない」という気持ちを強く感じるようになっていた。
だが、これは無能を掲げているようなものでないか本当に有能なものとは「人の半分働いて人の倍 稼ぐ」のだ。

◆「けち」は仕事で結果を出せずに食うに事欠いていた20代前半の激貧のトラウマをこじらせた形だが、妥協下手やマイルール狂にも通じる。
 
まず我が家にはエアコンが無かった。妻が何度せがんでも買わなかった。夏に預ければシャワーを浴びて扇風機に当たればいい。電気代もったいないだろ。一事が万事こんな感じで僕は節約を理由に作業を増やして自分の時間を削ることにかけてはどうしてこれほどまでというほどに優秀だったのだ。

◆ラストの「善意の押し付け」については、おそらく僕の最大の欠点かもしれない。妻のため 〇〇のため、そうやって自分を追い込んできた結果として脳梗塞にまでなった気がするが、よくよく考えてみるとそのほとんどが「相手が望んでいる」ことではなく「僕がそうした方が良いと思っている」ことに過ぎないのだ。
 
そのことに思い至ったのは、病後妻が僕を支えてくれる中でほとんど文句らしい文句も言わずただ僕のしてほしいことを必死にしてくれる姿見てのことだった。
 
妻と僕では優しさの質が全く違うのだと気づいた。僕は自分自身が相手にしていた方がいいと思うこと、相手のためになるだろうことを率先してやるタイプ。本当にそれが相手の求めていることがどうかは無視だ。
 
一方の妻は、相手がして欲しいと思っていることをやるタイプ。自発性は高くないが、自分がしたいこと、したほうがいいと思うことではなく、相手がしてほしいことを常に優先する。 
 
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僕はどれほど「あなたのためになること」を強い言葉で押し付けやりたくてもやれない妻に強い叱責をしたのだろう。本当に何をやってきたんだろう。
 
「あの時本当はどうしてほしかった?}と聞いた僕に妻の返答は
「ただ頭を撫でてほしかっただった。 」

□■□■□■
男性中心の仕事の世界で、足元の「夫婦関係がうまくいかない」というか、そもそも「夫婦関係を二の次にしてしまう」。
 
私(メガネサル)も実際そうでした。脳卒中で仕事を56歳で引退、妻に介護依存するようになってから、不思議なことに夫婦関係は以前に比べ良くなった気がします。実際、妻は「ひょとして、今が一番幸せかも」と漏らします。

鈴木大介さんの「脳が壊れた」を2回に分けて紹介しました。ワーカーホリックだった同病の方にぜひ読んでいただきたい本です。
 


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