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脳卒中片麻痺 奇跡の人って何人いるの? [障害者として生きる]

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前回マスコミが盛んに「奇跡」という言葉を垂れ流すお話をさせていただきました。ここもかしこも「奇跡」のオンパレードで、脳卒中でも「奇跡」の回復だの耳にします。


所で「奇跡」とはどの程度の確率で起こることを指すのでしょうか、残念ながら明確な定義はないようです。今回は脳卒中で「奇跡」の人は何人くらいいるのか確率の上から推定してみたいと思います。


さて、皆さんは「奇跡」ってどれくらいの確率だと予想されますか。100人に一人では奇跡と言いませんよね。1万人に一人?小さな町でも数人いるようでは、まだ奇跡とは呼べませんよね、最低でも10万人に1人くらいですかね?これでも地方都市では数人いることになります。

ちなみに年賀はがき最高当選は100万分の一、ジャンボ宝くじは1千7百万分の一です。宝くじクラスになるともう完全に「奇跡」と呼べますねえ。しかし、ますます宝くじ買う気が失せます(笑)。


さて「人間」の方にも目を転じてみます。(1)は数字の話なので めんどくさいとお感じの人は(2)まで飛んでお読みください。



(1)野球のイチローはどうでしょうか?彼は自分の事を奇跡とは呼ばないでしょうが、一応目安とさせていただきます。高野連の資料によりますと、全国の高校で硬式野球をやっているのは一学年5万5千人です。10年で55万人です。奇跡の基準を引き下げて、イチローのような選手が10年で一人出現すると、確率は55万分の一になります。


(2)脳卒中など脳血管障害で入院及び通院している人は、厚生労働省発表の「平成26年 患者調査の概況」によると、日本国内で約117万人です。


(3)上記の(1)及び(2)から推計すると真に「奇跡」と呼ばれる人は2人程度です。

男一人、女一人といったところでしょうか。


所で私は「奇跡の回復と呼ばれた」と主張する人物を2人知っています。一人は散歩中出会ったsさん。もう一人は皆さんもおなじみのブログ村の方です。私は日本では2人しかいない人物を2人とも知っているのでしょうか?

そんなわけありません(笑)。そういえばリハビリ室でも何回か聞いた気がします。


もう皆さんお気づきの様に「奇跡」の人は単に脳の損傷が軽かっただけなのです。いくら当初の衝撃が大きくても、1年もたてば、脳の損傷、障害程度は明らかになってきます。

本当に「奇跡」を主張するなら、発病当時の脳の画像と医師の診断書を見せてもらいたいものです。


私がこんなこと言うのは前回でも述べましたが、マスコミを始め「奇跡」の話は弊害が大きい。大多数の脳卒中片麻痺障害者に対して良い影響を与えないと思うからです。


前に記事にしたトンネルビジョンも参考になさってください。「身体のフニャフニャと関節可動域」だけでなく、脳の柔軟性と可動域も拡げる必要があります(笑)


 それじゃ~また。

実は私、奇跡を念じています


タグ:片麻痺治療
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