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奥さんに殴られる脳卒中片麻痺障害者 [メガネサルのお気をつけあそばせ]

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しかも顔面をグーで。



私が、回復期のリハビリ入院した病院は、土日はリハビリが休みです。


仕方なく一階の広いロビーに降りて行って、手すりにつかまり歩行訓練していました。


同病で普段は会話が不自由な人が、奥さんと合唱していて、その歌の見事さに驚き、聞きほれました。


そんな中で、60代と思しきご夫婦がおられました。ご主人が私と同病で、やはり手すりを使って歩行訓練しています。でも真面目でおとなしそうなこのご主人、元気がありません。それで奥さんに叱咤激励されているのですが、

 

ついに「顔面パンチ!」を浴びているのです。しかもグー。


確かに気の強そうな奥さんなのですが、話してみるとそんなに悪い人ではありません。


「どうして、あなたみたいなヤル気をうちの人は出さないのだろう」

「私はあなたがうらやましい」とよたよた歩く私に言うのです。


「奥さん、それこの病気のせいやないですか?」

「そうかなあ~この人元々あんまりヤル気がない人なんよ!」

「一度先生に相談されたらどうですか。ひょっとして病気のせいでやる気が出ないのかもしれませんよ」

 

私は、その後できるだけこのご夫婦に近づかないようにしました。また私の姿が奥さんの目について、ご主人が殴られたら大変です。


また、ある土曜日は「もう今日の外泊は中止!家帰ってもケンカになるだけや!」と奥さんが病棟の廊下で怒っています。ご主人の落胆した表情。私は気の毒で仕方ありません。奥さんが、いつも一方的に言い立てるだけで、ご主人は終始無言。「これって、ケンカになってないですよ!奥さん」。


私も入院後半になると激しい視床痛が出て、リハビリどころではなくなり、ヤル気など吹っ飛びました。


脳卒中片麻痺になると、やる気のなさは単なる「怠け心」でない可能性があります。そこを介護される方は十分に考えてあげてください。

 

それじゃ~また。

 

タグ:片麻痺治療