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慢性期の5つのリスクを考える その2 関係消滅と意欲減退 [障害者として生きる]

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慢性期のリスクを考える その2 関係消滅と意欲減退


前回は主に身体的リスクのお話をいたしましたが、今回は「関係消滅」と「意欲衰退」について考えてみたいと思います。


4.関係消滅


この時期は様々な、人間関係がなくなってしまう時期です。悪くすれば「引きこもり状態」になるリスクがあります。


仕事に復帰できなかったりすると、仕事関係の人間関係が消滅します。定年退職された方はよくご存知のことと思いますが、仕事の人間関係は実にあっさり消滅します。時々連絡するのは同期の人間くらいじゃないでしょうか。


仕事が出来なくなって一番のリスクは、収入がなくなることで、家族関係が崩壊し消滅するケースです。

また専業主婦で家事ができなくなった場合にも、最悪のケース家族関係の崩壊のリスクがあります。

ここら当りは本当に恐怖です。私も日ごろの行いが悪く、恐怖を感じました。


障害が重いと、地域の活動にも参加できなくなる。また趣味も断念せざるを得ないケースもあると思います。そうなると趣味の人間関係もなくなる。ゴルフ仲間などとも疎遠になります。


この様なことで、結局「引きこもり状態」になり、意欲が衰退してしまう。


このことに関しては、三好春樹先生の「関係障害論」を読み解きながら他で詳しく検討してみたいと思います。


5.意欲の減退


仕事が出来なくなってその人間関係も、家族での立場を無くしてしまう。趣味もダメ、地域活動もダメとなるとますます意欲がなくなります。


これに関しては、以前の記事「脳卒中後の生活 その2 退院後元気が出ない7つの理由を知ろう」を参考になさってください。


 

これまでの話をまとめると慢性期のリスクは、患者に共通するものとして5つがある。

身体的リスクが、「再発リスク」、「痙性と拘縮」、「転倒リスク」。その他に「関係消滅」「意欲減退」のリスクの5つです。


ですから逆に考えればこの5つに対して対策を講じていればよく、他に過度に不安がる必要はないと言う事です。


「経済的」な不安がある?それは健常者も誰しも一緒、仕事をしなくなれば、生活をスモール化し、支出を縮小するくらいしかできることは基本的にない。


さらに年齢を重ねると「老い」の問題が起きてきますが、これらをひっくるめて対策を当ブログでは皆さんとともに考えていきたいと思います。


 それじゃ~また。

同じブログ村の方がこの記事について書いてくださいました。こちらです。


私の説明が下手なのか、多少私の意図とは違っているので、説明不足を補う意味で今回追加で記述します。


1.私は、図で示している通り脳卒中の急性期でも回復期でもない、主に慢性期に生じる危険性(リスク)について書いているのであって、後遺症全般について書いているわけではありません。


2.私が書いているのは学者の論文ではありません。脳卒中片麻痺の方とその家族のために書いています。ですから区分けはできるだけ、具体性があるイメージしやすい区分けを心がけています。また区分に際しても4、6、9に区分などはしません。区分は3、5、7区分にできるだけ近づけます。


またわかりやすさとは多少矛盾しますが、目に止めていただくために陳腐でありきたりな表現を避ける工夫もします。「人間関係」などの表現を表題では使わないことなどです。これらが学者の論文とは根本的に違う事です。


3.転倒リスクに関しても障害の程度だけで決まるわけではありません。慢性期になれば、障害の軽い人を中心に、どうしても室外歩きや交通機関の利用が増えます。ですから転倒リスクは急激に高まります。また慢性期には障害の軽い人で、装具や杖を外して歩行される方も増えてくる。これが新たな転倒リスクを生みます。


以上です。


それじゃ~また。


タグ:片麻痺生活
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