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食えない関西商人(5)早朝の商店街で段ボール箱をつぶしていた二人 [関西]

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これは私が直接目にした話ではありませんが、当事者の一人から直接聞いた話です。

関西で広域から人を集める商店街での話です。店の営業が終了した後、翌日に備え商品を陳列し、店の前で商品の入っていた段ボール箱をつぶし始めると早朝になることも多かったと言います。


ふと目を上げて、人通りがなく見通しの良い商店街の通りをみると、自分と同じように段ボール箱を黙々とつぶしている男がいる。「俺だけじゃないのか!」彼はうれしくて、闘志もわいてきたと言います。


この二人、後にファッションメーカー(製造小売業態)として自社を上場企業まで育て上げました。もちろんこの上場企業で社長を務めました。このうちのお一人とは、何度もお会いしました。何とも懐が深く温かみもあり、しかもオーラを感じさせる人でした。


もう一人、関西の商店街の小売店から日本を代表する大流通企業群(スーパーマーケットやコンビニ等)を育て上げたカリスマ経営者がいます。彼はとんでもなく急激に事業拡大しましたが、その凋落も早かった。


私は、彼の創設した大学で、晩年の彼を偶然見かけました。学食で、一人ぽつんと食事している姿は痛々しくて、オーラを発していた昔の姿との、あまりの落差に、胸がつぶれそうな衝撃を受けました。


今も山口県の商店街から日本を代表する企業となったユニクロなどがありますが、関西商人たちは、そのさきがけとして、互いに切磋琢磨しながら関西の商店街から上場企業を育て上げました。関西商人の行きついた先です。単純でも馬鹿でもありません。知恵を絞って工夫を重ね企業を成長させました。私は今も関西商人・大阪商人と呼ばれたこの人たちに強い尊敬の念を持っています。ただ、カリスマの凋落には胸が痛みます。その、拡大主義にむなしさも感じています。

 

それじゃ~また。 

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