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遠回りすることが 一番 近道 [スポーツ]

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再びイチロー語録です。
前年に引退した稲葉選手との対談なのですが、これが秀逸なのです。私は、YOU-TUBEで何度も聞き返すのですが本当に奥が深い。
 
今回の対談は、これまでの私がイチローに抱いていたイメージ(天才肌で合理主義者)を大きく覆す内容でした。私流に要約します。
 
 
 
■遠回りすることが 一番 近道

はっきりしているのは、近道はないということです。理想に近づくいちばんの方法は、遠回りをすることです。

稲葉さんが、「最近は情報量と知識が多いので、最短距離で目標まで到達できる可能性が増えた」という発言をします。これに対してイチロー選手は即座に「無理だと思います」と返します。

イチロー選手はまったくのミス無しで目的地に到達することはできないと言います。しかしそれよりも危険視しなければいけなのが、ミス無しで目的地に辿り着いてしまった場合(それが現実的に可能か不可能かは別にして)、失敗をせずに目的を達成した人には深みは出ないと言い切ります。深みがないから応用が利かないということなのでしょう。

もちろん誰も今の行動を「無駄だ」と思ってやりはしません。後から思って「あーあれって全然無駄だったなー」ということに気づきます。が、「無駄なことって、結局無駄じゃない。」というところに今のイチロー選手は行きついているのです。

経験値が重なることで、無駄と思われたものがが無駄でなくなってくると言うことなのでしょう。
 
(イチロー選手)それを無駄にしないのも、自分次第ってところはありますよね。
僕は、合理的考え方が嫌いです。僕は遠回りすることが 一番 近道だと信じています。
 
イチロー選手の今まで積み重ねてきた実績に裏には、数々の失敗と試行錯誤があるということなのですね。決して、失敗をせず、野球エリートとして最短ルートを進んだわけではないということです。それにしても合理的な考えが嫌いだとは・・・。本当に意外でした。

無駄の積み重ねなくば、成功はないということでしょうか。
そうした人間臭い紆余曲折があって、初めて人としての深みが出てくる。他の様々な局面で経験を生かすこともできる。ということなのでしょう。

対談貼っておきます。体に関する考え方など、リハビリの参考にもなると思います。時間のない方は10分過ぎから視聴してください。
 


■スポーツ選手の言葉の重み
スポーツ選手の話ははその言葉を生きた(その通り実際にやってみた)重みがあります。
読んだり、聞いただけの知識からくる浮ついた言葉とは重みも深みも違います。
 
我々のリハビリも同じように試行錯誤の連続です。失敗も数多く経験します。
したり顔、先輩面で失敗を指摘する輩も多く、その指摘が論理的に思える場合もありますが、過度にとらわれないこと、引っ張られ過ぎないことです。脳の損傷の場所と程度は人それぞれですから。
 
それより「失敗は成功の母」と考え、自分で色々と試して経験値をあげましょう。
 
■ イチロー選手の考えは脳科学「ニューラル・ネットワーク」モデルと合致する
 
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このイチロー選手のの考えは、脳科学の最新の知見にも合致します。
これは、「脳神経の発達過程(赤ちゃんの成長方法)」についての知見ですが、
 
赤ちゃんは、最初に様々なものをどんどん取り込んで、
後にで選別するアプローチをとっているというのです。
 
効率的でないかもしれないが確かなアプローチ方法で、
これを「ニューラル・ネットワーク」モデルと呼ぶそうです。
 
我々も赤ちゃんの手法に戻ってチャレンジしましょうぞ! 
 


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ニゼック

私は、脱サラをした後、起業仲間に裏切られ、借金を背負わされ破産寸前まで追い込まれたりしましたが、8年目でやっと脱サラ直前の収入に戻るところまできました。
ところが、その矢先に脳出血。仕事の半分をこれで失い、また振出しに戻りました。
しかし、そのイチロー氏の話を見て、ひょっとしたら無駄ではない、この経験が役に立つ時が来ると励まされました。
もしかしたら、病気に遭遇したことも振出しに戻ったのではなく、人生全体で言えば、経験値からして一歩前に出たことなのかもしれませんね。
脳出血も無駄な時間だったと思わずに、この経験を利用したいと思います。
by ニゼック (2017-03-09 08:32) 

meganesaru707

ニゼック 様

私は、独立開業・転居、阪神淡路大震災・転居の大波なかで自然とリスク・ヘッジを覚えたと思います。今から思えば、それが脳卒中で仕事が出来なくなった後も、生活破たんしなかった最大の要因でした。「実際生き延びてみなければ何がその人に幸いするか分からない」が実感です。
私、ニゼックさんのブログや言葉に力(実際に生きて得た力)をいつも感じていたのですが、今回コメントいただいてその理由が解りました。
そうです。お互いに「一歩前に出たのです」。
by meganesaru707 (2017-03-09 10:10) 

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